こんなお悩みありませんか?
CONCERN
歯が透けている

「歯が透けて見える気がする」…
それ、放っておくと削れやすくなるかもしれません
「前歯の先が透明っぽい」「歯の色が薄くなってきた」——そんな変化、ありませんか? 鏡で前歯を見たとき、
- 先がうっすら透けて見える
- 歯の先端の色が昔より薄くなった気がする
そんなふうに感じることはありませんか?
こうした変化は、見た目だけの問題に思えるかもしれませんが、歯の表面にある“エナメル質”が薄くなっている可能性があります。
エナメル質は、歯を守るとても硬い層。これがすり減ったり、酸で溶けたりすると、虫歯や知覚過敏、さらに歯のすり減りの進行といったトラブルのリスクが高まります。
歯が透けて見えるのはなぜ?
歯の透明感が強く見えるようになる背景には、以下のような要因が関係していることがあります。
- 酸蝕症(酸によるダメージ)
炭酸飲料・柑橘類・お酢・スポーツドリンクなど、酸性の飲食物を頻繁に摂ることで、エナメル質がわずかに溶け、歯が透けたように見えることがあります。 - 歯の摩耗
強い力での歯磨きや、研磨剤の多い歯みがき粉を長期間使用することで、歯の表面が少しずつ削れ、薄くなってしまうことがあります。 - 歯ぎしり・食いしばり
無意識に加わる強い力で歯の表面が摩耗し、噛む力が集中する部分が透けて見えることもあります。 - 先天的にエナメル質が薄い歯質の方も
歯の構造には個人差があり、生まれつきエナメル質が薄い場合、より透明感が目立ちやすい傾向があります。
放っておくとどうなるの?
「透明に見えるだけだから大丈夫」と思って放置してしまうと、以下のような症状に進行する可能性があります。
- エナメル質の内側にある象牙質が露出し、冷たいものがしみやすくなる(知覚過敏)
- 酸や摩擦に対する耐性が低下し、虫歯のリスクが高まる
- 歯の先が欠けやすくなる/丸く削れて見える
- 歯全体がすり減り、見た目や噛み合わせに変化が出てくる
目立ちにくい変化ほど、「気づいた今」からケアしておくことが、将来の歯の健康を守るポイントになります。
原因から整え、やさしく守るケア

当院では、「歯が透けて見える」「最近歯の色が変わってきた気がする」といった見た目や感覚の変化に対して、以下のような診療を行っています。
- 生活習慣のヒアリングとアドバイス
食習慣(酸性食品・間食の頻度)や歯みがきの方法など、日常の中にある原因を一緒に見直します。 - 歯ぎしり・食いしばりの予防(マウスピースのご提案)
歯に過剰な力がかからないよう、就寝時に装着するナイトガードなどをご案内可能です。 - 歯の補強・修復(レジン修復/表面コーティングなど)
必要に応じて、エナメル質が薄くなった部分を目立たず保護する処置を行います。 - 審美面も考慮した提案
ホワイトニングとの違いや注意点を丁寧にご説明し、自然な色調と耐久性のバランスを重視したケアをご提案します。
よくあるご質問
治療は必要ですか? それとも様子を見ても大丈夫?
状態によっては経過観察で問題ない場合もあります。ただし、リスク評価のためにも一度歯科での確認をおすすめします。
見た目だけが気になっている場合でも相談できますか?
はい、もちろん可能です。見た目の変化にも医学的な背景があることが多く、気になる時点でのチェックが有効です。

「透けて見える」——それは、
歯が受けてきた負担の“表面化”かもしれません。
歯の先が透明っぽく見えるのは、日々の生活や噛みしめによって歯が受けた影響が表面に現れてきた徴候かもしれません。
大きなトラブルになる前に、小さな変化に気づいてケアを始めることが、これから先の歯の健康を守る大切なステップになります。
「治療までは考えていないけど、一度見てもらいたい」——そんな方も、どうぞ気軽にご相談ください。
当院では、患者さまのご不安や迷いに寄り添いながら、必要なケアをご提案いたします。
初診の流れ
FLOW
- 1
問診・カウンセリング
はじめてのご来院時には、いきなり治療に入らず、まずはカウンセリングから。
「どこが痛むのか」「何に困っているのか」「過去に不安だったこと」など、どんなことでもお気軽にお話しください。
あなたにとって安心して通える歯科医院であることを目指しています。 - 2
応急処置・治療
痛みや腫れがある場合には、まず症状を和らげる処置を行います。
応急処置の後、お口全体の状態を見て、必要に応じて本格的な検査と治療をご提案いたします。 - 3
精密検査
当院ではマイクロスコープを使い、肉眼の約25倍でお口の中をチェック。
初期の虫歯や小さな異常も見逃さず、保険の範囲で丁寧に確認します。 - 4
検査結果と治療のご提案
検査後は、なぜ歯のトラブルが起きたのか、今後のリスク、治療の選択肢をわかりやすくご説明。通院頻度なども、ご希望があれば患者さまのペースで進めていきます。
- 5
治療の開始・予防へ
治療はご相談内容をふまえて進めてまいります。
治療後は再発防止のため、定期的な検診やメンテナンスを通じて、健康なお口を一緒に守っていきましょう。