こんなお悩みありませんか?

CONCERN

歯がすり減った ・短くなっている

歯がすり減った ・短くなっている

「なんだか歯が短くなった気がする」…それ、
歯がすり減っている徴候かもしれません

「歯が前より短く見える」「噛み合わせが変わった気がする」——そんな違和感、ありませんか?
ふと鏡を見たとき、「前より歯が小さくなった?」と感じたことはありませんか?
または、「下の歯が平らになっている」「前歯の先がギザギザしていたのに、丸くなっている」
「最近、口の中がジャリジャリするような感覚がある」——
こうした変化の多くは、**歯のすり減り(咬耗・摩耗)**によるものです。
見た目の変化はもちろん、噛み合わせや歯の寿命、口の中の快適さにまで影響を及ぼすことがあります。

歯がすり減る原因はさまざまです

歯がすり減る理由には、一つだけでなく複数の要因が関係していることが多いです。

  • 歯ぎしり・食いしばり(ブラキシズム)
    夜間や集中時の無意識の歯ぎしりによって、歯と歯が強く擦れ合い、表面が平らになったり、丸くなってしまいます。
  • 酸によるダメージ(酸蝕症)
    炭酸飲料・柑橘類・お酢・胃酸の逆流など、酸性の物質が歯のエナメル質を溶かし、削れやすくなることがあります。
  • 強い歯磨きや研磨剤入りの歯磨き粉の使用
    毎日の歯磨きで必要以上に力をかけたり、研磨力の強い歯磨き粉を使い続けることで、エナメル質が少しずつ削られていきます。
  • 咬み合わせや歯並びの乱れ
    噛む力が一部の歯に集中すると、その歯が過剰に摩耗することがあります。

放っておくと起こりうること

歯のすり減りは、最初のうちは見た目の変化だけかもしれませんが、次のような問題につながる可能性があります。

  • 知覚過敏による「しみる」症状
    エナメル質が薄くなることで象牙質が露出し、冷たいものや甘いものがしみやすくなります。
  • 噛み合わせのズレや顎への負担
    咬耗が進行すると噛み合わせのバランスが崩れ、顎関節に負担がかかることがあります。
  • 表情の変化・老けた印象に
    前歯がすり減ると、唇や口元を内側から支える力が弱まり、老けた印象に見えることも。
  • 詰め物・被せ物の破損
    強い力が局所に加わることで、以前治療した箇所にトラブルが起こるリスクが高まります。
    また、「ジャリジャリする」という感覚は、歯の摩耗で生じたざらつきや、すり減った歯の細かい破片が原因となっていることも考えられます。これは、歯の表面が滑らかでなくなっているサインでもあります。

原因から整え、再発を防ぐアプローチ

原因から整え、再発を防ぐアプローチ

歯がすり減っている場合、単に見た目を整えるだけでは不十分です。
「なぜすり減ったのか?」という原因を明らかにし、それに応じた対策をとることが重要です。

  • 歯ぎしり・食いしばりへの対応(ナイトガードの作製)
    就寝中の歯へのダメージを抑えるため、透明で違和感の少ないマウスピースをご提案します。
  • 咬み合わせの検査・調整
    噛み合わせのズレや左右のバランスを評価し、必要に応じて調整や矯正、補綴治療をご案内します。
  • 摩耗した歯の修復治療(レジン・ラミネート・クラウンなど)
    機能と審美性を回復するために、症状やご希望に応じた修復法をご提案します。
  • 生活習慣の見直しや酸蝕対策
    食習慣・歯磨き方法・就寝時の姿勢など、再発を防ぐための具体的なケアもサポートいたします。

よくあるご質問

  • 歯ぎしりしているかどうか、自分ではわかりません。

    歯のすり減りのパターンや、顎の筋肉の緊張、舌・頬の圧痕などから判断することができます。

  • マウスピースは毎日つける必要がありますか?

    基本的には毎日夜の就寝時の使用をおすすめしています。

  • 前歯が短くなってきたのですが、見た目は改善できますか?

    ラミネートベニアやコンポジットレジン修復などで、自然な見た目への回復が可能です。まずは状態を確認しましょう。

「削れた歯」には、今できるケアがあります。
歯のすり減りは、気づいたときが予防と回復のタイミングです。

「歯が短くなってきた」「噛むと違和感がある」「ジャリジャリする」など、どれも放置せずにご相談いただきたい変化です。
当院では、見た目・噛み心地・再発予防をトータルで考えた診療を行っています。
「治療までは…」という方も、まずはチェックだけでも大丈夫です。お気軽にご相談ください。

初診の流れ

FLOW

  • 1
    問診・カウンセリング

    問診・カウンセリング

    はじめてのご来院時には、いきなり治療に入らず、まずはカウンセリングから。
    「どこが痛むのか」「何に困っているのか」「過去に不安だったこと」など、どんなことでもお気軽にお話しください。
    あなたにとって安心して通える歯科医院であることを目指しています。

  • 2
    応急処置・治療

    応急処置・治療

    痛みや腫れがある場合には、まず症状を和らげる処置を行います。
    応急処置の後、お口全体の状態を見て、必要に応じて本格的な検査と治療をご提案いたします。

  • 3
    精密検査

    精密検査

    当院ではマイクロスコープを使い、肉眼の約25倍でお口の中をチェック。
    初期の虫歯や小さな異常も見逃さず、保険の範囲で丁寧に確認します。

  • 4
    検査結果と治療のご提案

    検査結果と治療のご提案

    検査後は、なぜ歯のトラブルが起きたのか、今後のリスク、治療の選択肢をわかりやすくご説明。通院頻度なども、ご希望があれば患者さまのペースで進めていきます。

  • 5
    治療の開始・予防へ

    治療の開始・予防へ

    治療はご相談内容をふまえて進めてまいります。
    治療後は再発防止のため、定期的な検診やメンテナンスを通じて、健康なお口を一緒に守っていきましょう。

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