こんなお悩みありませんか？
CONCERN
歯石が気になる
「歯の根元、ザラザラしていませんか？」
——その正体は“歯石”かもしれません
「歯の裏に何かついている気がする」「最近、口の中がザラつく」——そんな感覚、ありませんか？
ふと舌で歯をなぞったときに、「根元がざらっとする」「何かがくっついているような気がする」
そんな違和感を覚えたとしたら、**その正体は“歯石”**かもしれません。
歯石は、歯垢（プラーク）が唾液中のミネラル成分と結びついて硬くなったもの。
一度ついてしまうと、歯みがきでは取れなくなるため、専門的なケアが必要になります。
そのままにしておくと、歯周病や口臭といったお口の健康トラブルにつながるおそれがあります。
歯石ができるしくみと、たまりやすい場所とは？
歯石は、磨き残された**歯垢（細菌のかたまり）**が数日かけて唾液中のカルシウムなどと結合し、石灰化してできあがります。
色は白っぽいものから黄色、茶色、時に黒っぽく見えることもあります。
とくに付きやすいのは、次のような部位です。
- 下の前歯の裏側（唾液腺が近いため）
- 奥歯の外側や歯と歯ぐきの境目
- 歯並びがデコボコしている部分
歯ぐきの上についたものを縁上歯石、歯ぐきの中まで入り込んだものを縁下歯石と呼び、とくに縁下歯石は歯周病を進行させるリスクが高いとされています。
歯石をそのままにしているとどうなるの？
自覚症状が少ないまま、次のようなトラブルが進行してしまうことがあります。
- 歯ぐきの腫れや出血（歯肉炎・歯周病）
- 慢性的な口臭の悪化
- 歯ぐきが下がって歯が長く見える（歯肉退縮）
- 歯を支える骨（歯槽骨）の吸収・将来的な歯のぐらつき
「ちょっとザラザラするだけ」でも、実は早期発見のチャンスです。
気づいたその時が、歯の健康を守るための第一歩になります。
気になる歯石、
やさしく・確実に除去します
歯石はセルフケアでは取れないため、歯科での専門的なクリーニングが必要です。
当院では、痛みや不快感に配慮しながら、以下のようなケアを行っています。
- スケーリング（歯石取り）
超音波スケーラーや手用器具を使って、縁上歯石と縁下歯石を丁寧に除去します。 - 歯ぐきの状態チェック（歯周ポケット検査）
歯周病の進行状況を確認し、必要に応じて継続的なクリーニングプランをご提案します。 - PMTC（プロフェッショナル・クリーニング）
専用の器具とペーストで歯の表面を磨き、汚れの再付着を防ぐツルツルの仕上がりにします。 - 再発防止のためのブラッシング指導
お口の形や癖に合わせて、効果的な歯みがきの方法や補助清掃用具をご提案します。
よくあるご質問
歯石は絶対に取った方がいいのですか？
はい。放置すると歯周病のリスクが高まるため、定期的な除去をおすすめしています。
どのくらいの頻度で通えばいいですか？
メンテナンス移行後は１〜３ヶ月の一度の頻度で通っていただけると歯周病の状態を維持できます。
歯石取りは痛いですか？
状態によりますが、痛みの少ない器具を使用し、不安のある方には丁寧にご説明しながら進めます。
場合によっては局所麻酔を併用することも可能です。
「ザラザラ」「なんとなく気になる」
——それ、今がケアのタイミングです。
歯石は、できる前なら防げるもの。
でも、ついてしまったら歯科での除去が必要になります。
「歯石だけ取りたい」「検診も兼ねて診てもらいたい」——そんなご相談でも大歓迎です。
当院では、歯ぐきの健康を守るために、無理のないケアと分かりやすい説明を心がけています。
まずは気軽に、歯の状態チェックに歯科医院へご来院ください。
初診の流れ
FLOW
- 1
問診・カウンセリング
はじめてのご来院時には、いきなり治療に入らず、まずはカウンセリングから。
「どこが痛むのか」「何に困っているのか」「過去に不安だったこと」など、どんなことでもお気軽にお話しください。
あなたにとって安心して通える歯科医院であることを目指しています。 - 2
応急処置・治療
痛みや腫れがある場合には、まず症状を和らげる処置を行います。
応急処置の後、お口全体の状態を見て、必要に応じて本格的な検査と治療をご提案いたします。 - 3
精密検査
当院ではマイクロスコープを使い、肉眼の約25倍でお口の中をチェック。
初期の虫歯や小さな異常も見逃さず、保険の範囲で丁寧に確認します。 - 4
検査結果と治療のご提案
検査後は、なぜ歯のトラブルが起きたのか、今後のリスク、治療の選択肢をわかりやすくご説明。通院頻度なども、ご希望があれば患者さまのペースで進めていきます。
- 5
治療の開始・予防へ
治療はご相談内容をふまえて進めてまいります。
治療後は再発防止のため、定期的な検診やメンテナンスを通じて、健康なお口を一緒に守っていきましょう。
