こんなお悩みありませんか?
CONCERN
歯に物が挟まる

食べるたびに“物が挟まる”…それ、歯のトラブルの徴候かもしれません
「毎回同じ場所に食べ物が挟まる」
「フロスを使わないと気持ち悪い」
「肉や繊維質のものを食べるといつも引っかかる」
そんな経験はありませんか?
ちょっとした違和感に感じるかもしれませんが、歯に物が挟まりやすい状態は、口腔内で何かが起きているサインです。
放置してしまうと、虫歯・歯周病・詰め物のトラブルなど、さらに大きな問題に発展する可能性があります。
なぜ、歯に物が挟まりやすくなるの?
歯と歯の間には、本来「コンタクトポイント(接触点)」と呼ばれる歯と歯が触れ合っている場所があります。
この部分がゆるんだり、形が変わったりすると、本来入り込まないはずの食べかすが毎回引っかかる状態になります。
考えられる原因には、以下のようなものがあります。
- 詰め物・被せ物が合っていない/劣化してきている
- 歯ぐきが下がり、歯と歯の隙間が広がった
- 歯の形が削れてしまっている(摩耗や咬耗)
- 歯並びや噛み合わせのズレによる隙間形成
- 虫歯による歯質の欠損
放置しておくと、その場所に汚れや細菌がたまりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが格段に上がります。
原因を見極めて、
快適な状態を取り戻します

「ただの食べカスだから問題ない」と思っている方でも、
実際には治療が必要な原因が見つかることが非常に多いのがこの主訴の特徴です。
当院では、まず症状の原因をしっかり診査し、以下のような対応を行います。
- 詰め物・被せ物の適合チェックと再製作
- 虫歯の有無や歯の形態異常の確認と修復
- 咬み合わせのズレや力の偏りがある場合は調整
- 歯周病による隙間形成が原因の場合は、歯周病治療とメンテナンスによる予防処置
- 再発防止のためのセルフケア指導(フロスや歯間ブラシの正しい使い方)
単に「物が挟まらないようにする」だけでなく、その裏にあるリスクを診ることが大切です。
こんな方は要注意です
- 毎回、決まった場所に物が挟まる
- 詰め物が外れて以降、隙間が気になる
- 歯と歯の間にフロスが引っかかる/切れる
- 食後に歯ぐきが痛くなる/腫れる
- フロスの際に血が出る

これらは、治療や調整が必要な状態であるサインかもしれません。
特に、最近詰め物を入れたばかりの方で挟まりやすくなった場合は、適合不良の可能性もあります。
日常の小さな違和感も、放置せずご相談ください。
「食べ物が挟まるだけだから」と見過ごされがちですが、
その先には虫歯・歯周病・再治療のリスクが潜んでいます。
違和感がある段階で対応すれば、大きな治療にならずに済むケースも多くあります。
気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。